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世界一のIT先進国はアメリカ?実はIT労働者の出身国は○○が最多です。

皆さんはIT先進国はどこか?と聞かれたら、どの国を思い浮かべるでしょうか。

ほとんどの方がまずはアメリカを思い浮かべると思います。

IT関連企業大手4社のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)は全てアメリカ企業であり、加えてマイクロソフト、ツイッター、ZOOMなど、私達がよく利用する会社のほとんどがアメリカに本社を構えています。

そのためIT先進国=アメリカというイメージを抱くのも当然と言えます。

実際、高度AI人材がどこの国の機関で研究活動をしているかを調べると、米国が59%と圧倒的で、2位の中国11%、3位の欧州10%を大きく引き離しています。


出典(https://macropolo.org/

これを見ると、ITで高いレベルの仕事をしたければ、アメリカを目指すことになるのかもしれません。

ところがです。

アメリカのIT企業で働いている人は何もアメリカ人だけとは限らず、様々な国から精鋭達が集まっています。

その出身国の割合を示したグラフが以下になります。

ご覧の通り、アメリカのIT企業で働く精鋭達の出身国は、1位が中国で全体の約3割を占めており、アメリカは2位の20%、続いて欧州の18%と続きます。

つまりIT企業の本社はアメリカにあるものの、中で働いている人の最大ボリュームは中国ということになります。

中国ではIT教育に以前から力を入れており、2000年に初等教育における情報技術教育がスタート。

2011年には教育ICT化の発展に向けて10ヵ年計画を策定し、年間教育予算を惜しみなく投入しています。

日本が2020年にようやく小学校でプログラミング授業が開始されるのと対照的です。

これらの国家的施作によって、中国でもBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)を始めとした巨大IT企業が次々と誕生し、GAFAの時価総額を抜く企業も出始めています。

これらを踏まえると、高度なIT人材を目指すなら、アメリカではなく中国に目を向ける必要があると言えます。

中国でIT教育を受けたり、働くには当然中国語が必要になります。

これからの時代は中国語をベースとして、ITなどプラスαの能力が求められるのは間違い無いでしょう。

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