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お中元の起源とは!?

そろそろお中元の季節ですね。

先日デパートに行ったら特設会場が設けられており、お客さんが熱心に商品を選ばれていました。

私は毎年お世話になっている方が好きなビールを送り、逆に私が好きなコーヒーとお菓子の詰め合わせをいただいています。

金額面だけで考えると普通に買った方が安いのですが、相手を思う気持ちがプラスされるので、いつも嬉しい気分になります。

ところで「お中元」とはどういう意味か気になったことはありませんか?

実はお中元の「中元」は、中国の道教において祭日とされている三元の一つである「中元」が元になっています。

三元とは、

上元:旧暦1月15日
中元:旧暦7月15日
下元:旧暦10月15日

を指し、それぞれ行事が行われていました。

また道教での中元は、贖罪(しょくざい)の日とされており、一日中火を焚いて神様を祝う風習がありました。

※贖罪とは自分の犯した罪や過失を償うために、善行を積んだり金品を出したりする行動を指す言葉。
罪滅ぼし。罪をあがなうこと。

仏教が中国から日本に渡った際、この風習も伝わり、江戸時代からお盆に親族や知人の家を訪ねて、進物の贈答が行われるようになりました。

これが、お中元の起源となります。

夏の風物詩でもある「お中元」は中国から伝わったものだったんですね。

いやー奥が深い。

当学院は中国語能力の向上だけでなく、中国文化を理解いただけるよう時折、文化講座を開講しています。

講座内容や開講日はホームページでお知らせしますので、ご興味がある方は是非ブックマークしておいてくださいね。

ではでは〜

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