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聞き取り力アップの鍵!音字合一のススメ。

写真はhttp://www.mianfeiwendang.com/より引用

15歳ぐらいまでに、ほぼ誰にでも起こる悲劇、なんと🔗脳が音声識別能力を捨てているなんて!それでも落ちた能力をなんとかしたいですよね。

あります!そのための方法が「音字合一」です!

それって書き取り練習のあれ?と誤解してきた方も今回は「音字合一」のコンセプトを正しく理解して、聞き取り力アップを目指していきましょう!

●実用中国語学院のオリジナル

一般には聞きなれない「音字合一」という用語は、当学院が聞き取り能力アップのために考え出した完全オリジナルのコンセプトを表すものです。

聞き取りの力は、言語の習得に必須です。しかし、🔗音声識別能力が既に相当低くなった成人が、日本語の30倍も発音が多い中国語に挑むのは大変。

よく言う「たくさん聞く」では解決できないのですから。

そこで、当学院は音声識別能力の年齢差を証明した世界的言語学者クール博士の論文に注目しました。

当論文は音声識別能力の低下が耳の器官ではなく、脳の働きによって起こることを示唆していたからです。

つまり、脳を鍛えれば、また復元することも意味します。

これは正に、当学院が発音指導の中で感じてきた様々な事実とも符合していたのです。

●漢字書き取り試験のためじゃない!

音字合一の練習では、音を聞いて漢字を思い浮かべるというプロセスがあるため、一部の人は音字合一を漢字の書き取り試験の練習だと誤解しています。

いえいえ、違います!漢字を思い浮かべるのは脳が音をイメージしやすくするためです。

例えば、日本語にない音が聞こえてきた時に、大抵の日本人の脳はその音を識別できていません。

そもそも識別できていない音を聞き取るのは無理です。

たくさん聞いたら少し聞き取りやすくなると感じるのは、元々識別できる音に対しての反応が速くなっただけで、脳が最初から無視している音を識別するのは困難です。

そこで、特定の音と漢字のイメージを結び付けるのです。

音を漢字で視覚化することで、脳は無視できなくなり、これは認識すべき音であると学習していくのです。

●聞く前にやるべきこと

ここまで述べて来たのは、音字合一練習の第2段階。

では、第1段階は?それは読むことです。

先ずはその漢字がどんな音であるのかを知らなければ、聞いた時にイメージするなんてできませんよね。

でも待てよ…識別できない音を正しく読めないよ、と考えた方、正にそうです!そうなのですが、それでは永遠に練習の糸口がありません。

先ずは正しくなくてもいいので、とにかく読むのです。

漢字が読めなければ🔗拼音を見てみる…これで、正しくはなくとも、だいたいこんなだったかな…というぐらいのイメージはできる、それで十分です。

そんなこと言って、間違ったまま覚えたらどうすんだ!という方、そのために前述の第2段階があるのですよ。

それに、講師も授業でしっかり注意してくれますから安心して間違えて下さい。一時の間違いは直ります!

それよりも、この「読む→聞く→漢字を思い浮かべる」の練習プロセスを繰り返すことが重要なのです。

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