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謎のヨウロウ計画に迫る

写真出典:https://sports.sohu.com/a/784571529_120445309

皆さんこんにちは!

卓球好きの皆さんは、「ヨウロウ計画」を聞いたことは?
あぁ、もう敬老の日か…いやそれは「養老」や!
と、掛け合い漫才やってる場合ちゃうねん…
漢字で「養狼計画」やで!なんか怖ないけ?

「オオカミを育てる計画」…ちょっと引きそうですが、実は日本の名立たる卓球選手たちも関係ありとか。

今回はこの気になるお名前の計画に迫りましょう!

 

◆最近日本の卓球強くなったよね?

皆さんは「中国」で何を連想しますか?
じゃあ「卓球」では?
前者は十人十色でも、後者はもう「中国」しか浮かばん…
記憶に新しいパリ五輪でもなんと5種目全制覇という、絶対王者ぶりをまんまと見せつけられましたね。

でもよくみると、必ずしも横綱相撲だったわけではなく、結構日本選手に苦しめられた場面も目立ちました。
東京五輪の再来か!と思わせる局面もありましたね。
そう、日本の卓球選手は確実にレベルアップしています。
もちろん彼らの血の滲むような努力あってこそですが、一方で、中国の「養狼計画」とも関係があるようです。

 

◆強すぎて敵がおらんから作れ!?

球が鳴る音から名付けられた「乒乓球[pīngpāngqiú]」。
日本でもピンポンと呼ぶこの英国発祥のスポーツが、なぜ中国でこれほど大ブレイクしたのかはさておき、地元開催の北京五輪ではなんと全試合負けなしという輝かしい記録を打ち立てました。
素晴らしい…んだけど、これにはさすがに各方面から心配の声が上がりました。

このままじゃ誰も中国に勝てなくなってしまう…
それって却って卓球の発展を阻害しているのでは?
そう思った中国卓球協会のお偉いさんが言い出したのが、敵がいないなら作っちまえ!という「養狼計画」でした。

本来、国際スポーツでライバルに塩を送るなんてあり得ないことですが、強くなり過ぎた中国卓球界は、自分たちの技術やノウハウを積極的に他国と共有し、惜しみなくコーチを送り、自国の訓練にも招きました。
そうして世界の卓球選手を育成することで、やがては自国卓球界の発展にも貢献すると考えたのですね。

写真出典:https://moment.rednet.cn/pc/content/2020/07/20/7683982.html

◆ヨウロウの未来はヨウロボ?

皆さんご存じの福原愛さんや石川佳純さんなど、流暢な中国語を話す日本の卓球選手は数多いますが、それは中国人コーチの指導を受け、或いは中国で訓練に参加していく中で身に付けたとも言われます。
選手たちの日々たゆまぬ修練に加え、養狼計画を上手く利用してきたことが、近年の日本人選手の躍進の一因になっているとも言われています。
そうして世界中で育った「オオカミ」たちが牙をむいて襲い掛かったら、さすがの王者中国もヤバいか?

いえ、「養狼」でライバルは育てても、自分が「羊」になるということはありません。
受けて立つ中国の次なる一手…それは、なんとAIを組み込んだ卓球ロボット!
なかでも、上海体育大学傘下の「中国乒乓球学院」が、ロボットメーカーと組んで、量産に成功したとか…。
こうしてオオカミを狩る狩人も大量育成していくのですね。

また、各国でも卓球をする人型ロボットの開発が進められ、将来は訓練だけでなく、試合でもお目見えするかも?
五輪決勝が「人間vsロボット」なんて日が来るかもよ。

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