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中国四大美女の欠点

写真出典:yahoo.co.jp

皆様こんにちは!

いよいよ「情人节[qíngrénjié](バレンタインデー)」!

今年は幾つもらえるかな?本命のあの子からは…?
などと期待を膨らませられる日本の男性を、中国の男性たちは羨ましく見ているかも知れません。

今回は中国のキビシー恋愛事情と戦う男性たちの夢と希望とゲンジツのお話です。


写真出典:yahoo.co.jp

◆年3回もある“お姫様の日”

中国の「情人节」はなんと年に3回もやってきます。

2月14日は日本と同じで、その次が5月20日。
これは「我爱你[wǒàinǐ](愛してる)」が数字の「520」と発音が似ていることから若者たちに広まったとか。

そして三つ目は陰暦7月7日の「七夕[qīxī]」です。
「織姫と彦星」のお話から、恋愛ムードもたっぷりですね。

さて、これら三つの「情人节」はいずれ劣らず重要で、中国の恋人たちはデートにディナーに大忙しです。

プレゼントも必須なので、お金もかかって大変なんですが、
実はこれ、全部男性側が負担するという暗黙のルール。

まさに男性が女性に愛を伝え、プレゼントを贈る日、「恋人の日」というよりは「お姫様の日」と言った様相です。
もちろん、「女性からお返しの日」なんてありませんよ!

大変ね…涙ぐましいね…中国の男性諸君、お疲れ様!


写真出典:yahoo.co.jp

恋すれば相手が四大美女に!

とは言え、愛し合う二人には毎日が「情人节」だっていい。

貢がされてもなんのその、恋は盲目、あばたもえくぼ。

中国語では「情人眼里出西施[qíngrényǎnlǐchūxīshī]」、直訳すれば「恋人の目には西施が現れる」です。

🔗西施は中国四大美女の一人、松尾芭蕉の句にも「象潟(きさかた)や雨に西施がねぶの花」として登場し、
象潟の絶景を彼女の美貌に例えられているほどです。

確かに、一般人が西施に見えるわけですから、恋する瞳はまさに美のフィルターですね。


写真出典:yahoo.co.jp

四大美女にもそれぞれ意外な欠点が!

恋のフィルターも通常は数年で耐用年数が来ますが、中国四大美女はなんと数千年もアイドルで居続けてきました。

西施の他には「🔗王昭君[WángZhāojūn]」、「🔗貂蝉[DiāoChán]」
そして「🔗杨贵妃[YángGuìfēi](楊貴妃)」が挙げられます。

面白いのは、実在した三人に混じって、一人だけ架空の人物がいるのですが、お分かりですか?

そう、小説「三国志演義」にしか登場しない貂蝉です。

フィクションなのにベスト4にランクインしているあたり、三国志が中国人に与えた影響の大きさが窺えます。

さて、自分の「情人」が西施に見えなくなったと嘆く諸兄、実は西施にも欠点があったって、知っていましたか?
それは大根足。だから、いつも足元まで隠していたとか。

他の三人も、王昭君はなで肩、貂蝉は耳が小さい、そして楊貴妃はなんとワキガ!(ほんまかいな?)

ほら、四大美女だって欠点があったんだから、彼女や奥さんの欠点も寛大にみないとね。
でなきゃ、あなた自身の欠点だって無慈悲に掘り返されますよ!

完璧な人なんていないんだから、欠点まで含めて愛するのがもっと美しい愛なのだということでしょうね。

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