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11.42022
その検定学習法間違ってませんか?
皆様こんにちは!
そろそろ中国語検定の季節、でも、検定なんて取っても実際には役に立たない、そう感じたことのあるあなた、正解です!
と同時に、不正解です!あれ?どっちなんだ!はい、実はやり方次第でどちらにもなるのです。
でも「役に立たない検定学習法」をやっている人が圧倒的に多いのがとても残念なんですね。
そこで、役に立つ検定の学習法を教えちゃいます!
● 大部分は中検2級(HSK5級)に進めず
二大検定と言えばご存知HSKと中検。両者の特徴はさておき、学習法の基本は同じです。ここでは中検を例にお話ししましょう。
ほとんどの人はまず準4級を受けますよね。合格は60点です。大抵は簡単に合格し、4級へ進みます。これも合格は60点。
漢字が得意な日本人には、それほど難関ではありません。
受かれば次は3級ですが、内容が結構難しくなるため、相当の努力は必要ですが、ここまでは頑張ればなんとかなります。
さぁ次は2級!ですが、実に8割の人はここで通行止めです。
何回挑戦しても合格できず、実際の会話も悪戦苦闘……、
それで「役に立たない」発言が出てくるというわけです。
● 骨抜き状態のまま実務レベルに突入
なんと8割以上もの人が歩むこのパターン、原因は実力が骨抜き状態で、「スカスカ」だからなのです。
検定試験は四択解答ですので、確率上誰でも25点は取れます。
つまり、ギリギリ合格の場合、約半分は確率的に獲得しただけで、本当に実力で正解できたのは、35点分しかありません。
それでも、ほとんどの人は「合格」すれば次の試験に進みます。
本当は35点分しか実力で正解していないのに、です。
これじゃ中身が「スカスカ」になるのは当然で、こんな状態のまま、実務レベルとされる中検2級やHSK5級を受けるのですから、大部分の人が通らないのはあまりにも当たり前なのです。
では、どのように検定を利用すれば「役に立つ」のでしょうか?
これまで述べた反対、「スカスカにならないようにする」のです。
具体的には、合格目標の一つ下の級で100点を取るのです。
例えば中検3級が目標なら、4級で100点を取るのです。
現実には勘違いや見落としなどの「ポカミス」もあるので、完全な100点である必要はありません。95点、或いは
90点以上を連続して取れるような学習をしていくのです。
そうすると、その次の級では大体合格点前後が取れます。
言葉は積み重ねですので、3級の試験は3級だけでなく、それまでの級の内容もたくさん入っている訳ですから、これらが正確に分かるだけでも、かなりの得点になりますし、何よりも「スカスカ」のままで進むよりはずっと後が楽です。
そして、次はその級で100点取れるようにしていきましょう!
皆さんもぜひ試してみて下さいね。
● 中国語検定とHSKの受付開始!
実用中国語学院本町本校は中検とHSKの受験準会場です。
交通の便が良い大阪本町で、通い慣れたいつもの教室で、落ち着いて、しっかりと実力を発揮して、高得点をゲットしましょう!
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