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日本の穴場スポットに中国からの訪日客が来る理由

日本でさほど有名でない場所や、それほど知られていない飲食店に中国からの訪日客がたくさん訪れている光景を見たことはないでしょうか?

以前北海道に行った際、1日に数本しか停車しない無人駅から、中国からの訪日客がたくさん乗り込んできた時は大変驚きました。
一体ここに何があるんだ?と。

しかも見たところ、他の国からのお客さんはいない。
もし人気スポットなら世界中から人が訪れても良いはずです。

なぜ中国だけなのか?
ずっと不思議でしたが、その謎がようやく解けました。

中国では小紅書(通称:RED BOOK、レッドアプリ)と呼ばれる中国オリジナルのソーシャルメディアが広く普及しており、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーが推奨した場所を訪れることが一つのステータスになっているそうです。

また小紅書にはEC機能が付帯しているため、法人規模ではなく、インフルエンサーなど、個人が紹介した商品やサービスを気軽に購入できること。

さらに旅行会社が売りたい画一的な商品ではなく、個人がシェアしたマイナーな観光スポットや文化体験など、いわゆる「個」のニーズを満たせることも支持されている理由だそうです。

なるほど、そういうことだったんですね。

人気の観光地ではなく、穴場スポットや、まだ注目されていない店舗を先んじて訪れることに魅力を感じるのは、ちょっとわかる気がします(笑)

小紅書は日本からも利用可能なようなので、日本人も知らないような面白い場所や食を紹介すると皆さんも有名インフルエンサーになれるかもしれませんよ。

中国は人口規模が桁違いですからね。
一度火がつくと一瞬にして広がっていきます。

投稿は日本語でもできるようですが、やっぱり中国語の方が伝わりやすいですよね。

インフルエンサーを目指そうとお考えの方は、中国語を習得しておくとその後の活動に大いにプラスになると思います。

当学院は中国語専門教室として30年以上の歴史があります。
ご縁がありましたらぜひ当学院をご活用ください。

それでは今週もよろしくお願いします!

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