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学院だより
当教室では年数回、受講生へのインタヴューや講師の自己紹介、中国語の表現などについて書いた「学院だより」を発行しています。ここでは一部抜粋したものを公開します。
● vol.56(2015年1月号)
● vol.55(2014年11月号)
● vol.54(2014年7月号)
● vol.51(2013年10月号)
● vol.37(2010年10月号)
● vol.29(2009年12月号)
● vol.27(2009年10月号)
● vol.23(2009年6月号)
● vol.17(2008年12月号)
● vol.16(2008年11月号)
● vol.15(2008年10月号)
現在中国語の翻訳者として活躍されているYさんに、翻訳のお仕事についてご紹介いただきました。
~産業翻訳かけだし奮戦記~ 本科週5日制コース卒業生 Yさん
老师们、同学们你们好!
私は機械メーカーで、日本語の説明書やソフトウェアを中国語へ翻訳する訳文のチェックの仕事をしています。2人の中国人スタッフとチームを組んでいます。中国語で仕事をするのは初めてなので色々苦労もありますが、毎日充実して楽しく働いています。
校正した訳文はパソコンに入力しますので、ピン音が分からなければお手上げです。学院の宿題で新出単語を10回ずつ口に出しながら書いていったことが、今生きています。
文字入力を中国本土(GB=国家标准 Guojia Biaozhun等)に合わせておかないと、中国のユーザーが中国OSのパソコンで見たとき文字化けするので、「Microsoft PinYin IME」か「谷歌拼音输入法 Gǔgēpīnyīnshūrùfǎ グーグルピン音入力法を使っています。
インターネットの辞書では「海词」(中英、英中)、「在线新华字典(オンライン新華辞典)」(中中)などを使っています。中国のgoogle(紅梧)や「今簡」で、その語が使われている頻度や用例が表示されますので、参考にします。ただし、会社のパソコンでは、ウィルス対策のため、中国のサイトに接続する時は許可が必要なことが多いです。
でも、何より大切なのは、中国人スタッフとのコミュニケーションです。文章力や語感等の点でネイティブスタッフに教えてもらわないと、文章は完成しません。中国語で話しかける時、私の場合は声調に自信がないことが多いのですが、弁論大会の練習で暗記した語については大丈夫なので、暗唱しておいてよかったなあと思います。予習で課本を毎回10回音読したのもよかったです。
機器の操作を実際に見せて頂いたり、日本人の編集スタッフとの折衝をしたり、中国とのWeb会議に参加したり、中国語を使えるようになったことで、自分の世界が広がりました。学習中の皆さんも、夢に向かって、勉強頑張ってください。
祝你们学习顺利!